おいしい話には裏がある
私の心の行く先は…。
黙ったまま連れてこられたのは、瀬戸が表稼業で経営してるホテルのスウィート。
何故、話すのにこんなところ?
昴と炎も一緒だから、問題はないんだけど。
って、思った瞬間。
「二人、少し外せ。」
あーくんが二人を部屋から出ていかせた。
『あーくん?』
隣同士で座っているソファーだけど、じっとこちらを見てくるから、かなり居心地が悪くなってきた。
あーくん、なんか恐い顔だし。
「なぁ、雪杏は加賀をどう思ってる?」
旭日を…って?
『どうって?まだ二回しか会ってないよ。』
「二回にしてはずいぶん仲良いな。」
仲良しだっけ?
『そうかな?でも、旭日には初めて抱きたいと思ったって言われて…ドキドキしたかな。かなり女の人苦手らしいから、今まで近寄らせなかったみたいだし。』
「はっ?んなこと言ったのか?!」
『うん…。』
ちょっと俯きながら答える。
だって、あーくんの顔がどんどん近くなってきたんだもん。
こんなカッコいい顔が近くにあったら、誰だって目線そらすよね?!
何故、話すのにこんなところ?
昴と炎も一緒だから、問題はないんだけど。
って、思った瞬間。
「二人、少し外せ。」
あーくんが二人を部屋から出ていかせた。
『あーくん?』
隣同士で座っているソファーだけど、じっとこちらを見てくるから、かなり居心地が悪くなってきた。
あーくん、なんか恐い顔だし。
「なぁ、雪杏は加賀をどう思ってる?」
旭日を…って?
『どうって?まだ二回しか会ってないよ。』
「二回にしてはずいぶん仲良いな。」
仲良しだっけ?
『そうかな?でも、旭日には初めて抱きたいと思ったって言われて…ドキドキしたかな。かなり女の人苦手らしいから、今まで近寄らせなかったみたいだし。』
「はっ?んなこと言ったのか?!」
『うん…。』
ちょっと俯きながら答える。
だって、あーくんの顔がどんどん近くなってきたんだもん。
こんなカッコいい顔が近くにあったら、誰だって目線そらすよね?!