魔法使いの素質ナシ?
一言も言葉を発することなく、
2人のもとに歩み寄ってきた佐倉先生は
ゆっくりと手を差し出した
「魔法を授業以外で使ってはいけないと
初日に伝えたはずです
あんな結界でばれないと思ったのですか?
あなた達がずっと魔法を使っているのは
初日から知っていました
いずれ止めるだろうと思って
見て見ぬふりをしてきましたが、
もう終わりです
今すぐに付けている魔石をすべて外しなさい
あなた達には罰として、魔法の使用を
2週間禁止します
明日から始まる実技には出席しなくていい
教室で自習でもしていなさい
何をぐずぐずしているのですか!
早く魔石を外しなさい!」
結衣が魔石を外すのを見て、
茜も外そうと耳に手を近づけたが
結衣がそれを止めた
「先生、お願いがあります
茜の魔石だけは取り上げないでください
元はと言えば私が茜に実技を教えてって
言ったのが悪いんです
だから、だから茜は許して下さい!」
結衣の必死の抵抗にも佐倉先生は
うなずかなかった
「駄目なものはだめです
相沢さんも教える事は出来ない、
そう言えばよかった話ですから」
何を言っても駄目だと悟った2人は
大人しく魔石を取り外し、先生の
手のひらに置いた
2人のもとに歩み寄ってきた佐倉先生は
ゆっくりと手を差し出した
「魔法を授業以外で使ってはいけないと
初日に伝えたはずです
あんな結界でばれないと思ったのですか?
あなた達がずっと魔法を使っているのは
初日から知っていました
いずれ止めるだろうと思って
見て見ぬふりをしてきましたが、
もう終わりです
今すぐに付けている魔石をすべて外しなさい
あなた達には罰として、魔法の使用を
2週間禁止します
明日から始まる実技には出席しなくていい
教室で自習でもしていなさい
何をぐずぐずしているのですか!
早く魔石を外しなさい!」
結衣が魔石を外すのを見て、
茜も外そうと耳に手を近づけたが
結衣がそれを止めた
「先生、お願いがあります
茜の魔石だけは取り上げないでください
元はと言えば私が茜に実技を教えてって
言ったのが悪いんです
だから、だから茜は許して下さい!」
結衣の必死の抵抗にも佐倉先生は
うなずかなかった
「駄目なものはだめです
相沢さんも教える事は出来ない、
そう言えばよかった話ですから」
何を言っても駄目だと悟った2人は
大人しく魔石を取り外し、先生の
手のひらに置いた