大阪感情線
「優奈ちゃ〜ん、今晩なぁに?」


初日のことだ。ただでさえ色々しでかしてくれるおかげで、残業していたにも関わらず、終電に走る私を内山はロビーで待っていたらしい。


「は?夕飯まであなたに教えなきゃいけないわけ?」イラつく私に釘をさすように、彼はとんでもない事を言った。
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