ハイスクールシュガートラップ?
第2章

第1節

第3話

恋人の距離

カップルになった2人は、変わらず学園生活を、送っている。
理彩は、「えへへ、彼氏かぁそれも学園一のイケメンが彼氏かぁ、あぁどうしよう?ふにゃふにゃとまんない、きゃあ、もう私の馬鹿、幸せ者❗」
そう言って、顔を赤くしながら幸せ絶頂を迎えていた。翔は、おはよう理彩、今日も可愛いよ、そういいながらキスをした。
恋愛の距離は、縮まったけど親友の距離は遠く感じる、理彩の心境は複雑だ、女の子は、恋愛すると可愛いさも魅力も上がるが傷つき安い、ピュアな生き物なのだ。
甘い誘惑と罠に理彩は、完全にはまってしまった。




第4話

理彩の心境

はぁ彼氏出来たのは嬉しいし、幸せだけど
、美穂には悪いなぁ、だってあの娘絶対彼に惚れてたからなぁ、理彩は、近所の川辺で、黄昏ていた、親友を裏切った訳じゃないけど、、、
もう私って罪な女の子だな、そう言って理彩は、タメ息を着いた。
美穂は、なにしてんの?彼氏と喧嘩でもした?コンビニで購入した、コーヒーを理彩に渡しながら、隣に座った。
理彩は、ありがとうと言ってコーヒーを一口飲んで、心境を話すと、美穂から意外な答えが帰ってきた。
馬鹿ねぇ、幼少からずっと一緒にいるのよ、あんたの考えてることなんてお見通しよ、何年親友やってるのよ?
理彩の幸せは、私の幸せなんだから、シャキッとしなさい、いつもふにゃふにゃの幸せそうな、理彩を見てると元気になるからね、美穂の答えに理彩は、泣き出しそうになるが、堪えて笑顔で、ありがとうずっと親友だよと立ち上り、一緒に帰ろうと手を差し出すが、美穂はその手を掴もうとはしなかった。
美穂、どうしたの?具合いでも悪いの?首をかしげて、不安そうに見つめる理彩に、
ううん、大丈夫ごめん一緒に帰ろう、美穂は、理彩の手を繋ぎ立ち上り、夕暮れの中一緒に帰宅することにした。翔は、ランニングの途中から、二人の様子を見つめていた、声をかけたのは、帰る途中からだった、二人ともきずかないふりをしていた。
ひぐらしが鳴き始め、夏の終わりを告げ、木枯らしが舞っている、秋の足音が聞こえるような気がした3人は、仲良く帰宅した。



< 5 / 7 >

この作品をシェア

pagetop