私に恋したバンパイア
ゆっくりと扉が開く。

.....。

スラッと高い背

目に前髪があって、チラッてみえる顔。

体つきもいい。

ただ、ただなんか.....

なんか不思議な感じがする.....。

「田中 翔です。.....よろしく」
「.....。ってことでみんな仲良くしてやってなぁ~席は.....」
「.....ふっ.....あそこがいいな。」
.....そう言って指差したのが


「うそ.....。」

私の.......隣。

「おっおぉぉ。いいぞ。えーと高梨。よろしくな。」

「やばぁ~変なやつ同士となりぃー」
「おまっそういうこと言うなよっ」
「男子うるさぁい!ww」

.......
うるさい。
うるさい。

それより私の隣.......。

コトンっ

「よ、よろしく!」
つっかえちゃった!
感じ悪いって思われたかな?

「.......。」

スッ

前髪をあげて左目でわたしのことを見てきた。

なんじゃ?えっ?

いま、少し目が赤色になったきが.......。
きのせい?

「やっぱり.......。」
「え?なにが?」
「高梨 みう。 16歳」
「え?名前教えたっけ??」
「趣味 音楽を聴くこと。 彼氏なし。 誕生日6月2日星座双子座 口座番号1836 そして俺の妹。」
.......。
は?
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