如月先輩がかっこよすぎて同居なんてムリです!



「ーーーーあっ!クラス!張り出されてるよっ!あそこ!」




う、うわぁ〜〜
クラスが13組もあるだけあって、人が大量…


これ、先輩たちも靴箱いけないんじゃないの?




「りっちゃん、見える?」


「んー、見えるは見えるんだけど、まだ名前が見つかんない」


えっ、うそ!見えるの?!
わ、私まったくみえない…


「あっ!あたしあった!城田 リサ!!3組!」


「や、矢野 美憂は?!?!?」


あ。


ふ、フルネームでゆっちゃった…
はずかしい…



「まってね…やの、やの、やーーー…」



「りっちゃんと同じがいいよぉ〜」



「あっ!!あった!!!あった!!矢野 美憂!!美憂も3組だよっ!!えっ、ちょ、うそでしょっ!奇跡じゃんっ!えっ?!」



「うそうそうそ!!すごいよぉ!!やったぁーーーっ!!」




やった、やった、やったっ!!
りっちゃんと同じクラスだっ!!嬉しい〜〜っ



「あれかもね、同中が2人しかいないから、同じクラスにしてくれたのかもねっ」


「そーなのかな?!もー嬉しすぎるよぉっ
へへっ。はやく教室いこっ♪」



「美憂よろこびすぎ(笑)靴箱のとこ頑張って行こ!!」



うー、この人の中、靴箱いくのツラいなぁ〜〜
2年生と3年生の先輩たち、「邪魔だ」って顔してる…





ドンッ!!!





「あ、ごめんなさ…」




< 2 / 29 >

この作品をシェア

pagetop