如月先輩がかっこよすぎて同居なんてムリです!


…じゃあ、私もちょっと早いけどそろそろ寝よっかな…

如月先輩ねてるのに、勝手にテレビとか見てても申し訳ないよね…


ガチャ



「し、しつれいしまーす…」



「……」



先輩、熟睡だ…

起こさないようにベッドまで行かなくちゃ…


………。



「…んー…」

「ひっ!!!」


はっ!!
ただ先輩が寝返りうっただけなのに、びっくりしちゃった…


「……」
「……」


ぜ、ぜったい踏まないように…踏まないように…


ーーーはーっ…
やっとベッドまでついた…な、なんか長く感じたぁ…


やっとの思いでベッドの中に入った


「…う、うわ…ふわふわ…」


よ、予想以上にベッドがふわふわで思わず声が…

先輩、起きてないよね…?



おそるおそる先輩をみる。






「……」






ーーー…ほんとに綺麗な顔…
私も生まれ変わったらこんな男の子になりたいなぁー…




「………」





私はそのまま10秒くらい、無心に先輩を見つめてしまった。


「!!」


ま、またボーッとしちゃった


あしたも学校あるし、はやくねよ…


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