ワンコ時々オオカミ
「本当は尊(タケル)にきた話何だか。」と梓の方に向直り一枚の紙を見せ、机に肘をつき指をからませた。
俺はそれをとり読んだ。
******************
父さんへ
僕には好きな人がいます。
一緒に生きたいと思います。
なのでお見合いは行きません。
探さないでください。
尊より
*****************
「マジ?」
「あゝ。」
「マジか〜。」と上を向いた。(けどこんな行動力あったか〜?ボーッとしてなかったか〜?)「スマホに連絡は?それに会社は?一応副社長だろ?」
「スマホは解約してあった、会社は取り敢えず海外出張にしてある。」
「兄貴のわりに決断早いじゃん、じゃあ断ればいいじゃん。」とオヤジを見た。
「そうもいかないんだ。」
「なんで?」
「相手が花乃杜(ハナノモリ)なんだ。」
俺はそれをとり読んだ。
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父さんへ
僕には好きな人がいます。
一緒に生きたいと思います。
なのでお見合いは行きません。
探さないでください。
尊より
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「マジ?」
「あゝ。」
「マジか〜。」と上を向いた。(けどこんな行動力あったか〜?ボーッとしてなかったか〜?)「スマホに連絡は?それに会社は?一応副社長だろ?」
「スマホは解約してあった、会社は取り敢えず海外出張にしてある。」
「兄貴のわりに決断早いじゃん、じゃあ断ればいいじゃん。」とオヤジを見た。
「そうもいかないんだ。」
「なんで?」
「相手が花乃杜(ハナノモリ)なんだ。」