ワンコ時々オオカミ
真琴は初めてのことでボーとしている。

「どうしてライン既読しているのに、返信してくれないの?」とさっきの勢いから一転しおらしく犬耳が垂れている。

「最近まで北欧の方に行っていて読むだけで精一杯だったの」

「俺、仕事で片山部長や後輩の嶋崎に心配かけてるみたいだしー」

「ごめんなさい」それ私のせい?なぜ正座でおこられてる?さっき助けたよね?

「兄貴ばっかり頼ってないか?」

「考えすぎだよー」

「俺をないがしろにしてないか?」

「してないって」

「俺は婚約者だよね、たよってくれないの?たよりない?」ぎゅっと真琴の両手を握る。

仔犬の耳が〜尻尾が〜一段と垂れてる〜///♥︎ヤバイよー本当私をどうしたいの?
「そっ、そんな事ないよ〜まだ情報がないだけだよ、ちゃんとしたら話すからね」となだめるように言う。
うわー酔っているとこうなんだー話がグチャグチャけど

「それなら仕方がないけど」

だからその顔反則だってば〜////♥︎
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