ワンコ時々オオカミ

　｢その関係で昨日も言いましたが北欧の方に最近まで行ってて返信できなかったんです｣

　｢わり〜そこら辺覚えてないわ〜｣

　｢そうですか｣少しホッとした顔で(覚えていたらキスしたのも覚えている事になるからね良かった〜けどなんか残念な気もするどうして?!）

　｢その服若様に似合うと思って無理言ってサンプルを譲っていただいたんです｣

　｢俺のために？｣

　｢はい｣

　｢嬉しいよありがとう､ところで俺が着てた服は？｣

　｢服はクリーニングに出しましたよ夕方にはできてるとおもいます。心配しないでくださいね」

「下着もか？」

「はい」

「はいって……さすがに下着は恥ずかしいぞ、自分で洗濯しないのか？」

「はい、いつもミーにしてもらいます」としてもらうのが当然と言う口ぶりで答えた。

「姫〜結婚したらどうする？水瀬さんまで一緒に連れて嫁ぐのか？水瀬さんだっていつかは結婚するだろ？火室さんと？けど秘書なのにそこまでやる？」と半ば呆れ顔。

「………そ、それは〜……。ミーは元々私専属のメイドだったの兄(ﾆｲ-)様の代わりに副社長になる代わりに秘書にしてもらったんです｣と少しムキになって話す。　

　(なんだかんだ言っても生粋のお嬢様なんだな〜)と梓は少し立ち上がって真琴の頭をなでなでする。

　「？ ｣