ワンコ時々オオカミ
「これからどうしますか?」と真琴は食後のコーヒーを飲みながら梓に尋ねる。

 「どうスっかな〜」と椅子に寄りかかる。

 「姫はどうしたい?」

 「何も浮かびませんね〜休みはいつも1人なのでほぼ仕事ですかね〜」

 「水瀬さんが一緒じゃないのか?」

 「そうですが〜ほら今ラブラブなのであまり迷惑とかかけないようにしてるから」

 「へ〜それは感心だな」

 「でしょ」と真琴にっこり

 「そうだ」と梓は立ち上がった。

 「どうしたんですか?」と梓の顔を見るのに少し上を向いた。
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