離婚前提策略婚。【改訂版】
立ち去ろうとすると真奈美ちゃんに引き止められた。
さすが、こういう時は女の方が強い。
「全て話しますから…。その動画は削除していただけませんか?」
「真奈美っ!」
「もうこうなったら話すしかないわよ。全社員に知られるよりは孝志だってマシでしょ」
「でも…」
この二人のやり取り、マジでどっかの駄作ドラマより笑えるわ。三流どころじゃねぇ。
「悪いけどそれは約束できない。君の言うことが真実だと言う確証もねぇからな」
「本当のことを話します!嘘偽りはありませんから!」
「ん~、信じてあげたい気もするけど、君みたいな女が一番詐欺まがいのことをするんだよ。俺だって騙されかけたわけだし」
正直すっげぇ悔しいけどな。
華乃と関わってから俺、女の感覚狂ってきてっかも。
「…どうしても信じてもらえませんか?」
「どうしてもってわけじゃない」
「じゃあどうすれば…」
「脱げよ」
「えっ──」
「今すぐここで全部脱げ。そしたら信用してやるよ」
「こ、神田さん!それはあんまりじゃ…!」
「できないならいいって。俺、仕事戻るわ」
さすが、こういう時は女の方が強い。
「全て話しますから…。その動画は削除していただけませんか?」
「真奈美っ!」
「もうこうなったら話すしかないわよ。全社員に知られるよりは孝志だってマシでしょ」
「でも…」
この二人のやり取り、マジでどっかの駄作ドラマより笑えるわ。三流どころじゃねぇ。
「悪いけどそれは約束できない。君の言うことが真実だと言う確証もねぇからな」
「本当のことを話します!嘘偽りはありませんから!」
「ん~、信じてあげたい気もするけど、君みたいな女が一番詐欺まがいのことをするんだよ。俺だって騙されかけたわけだし」
正直すっげぇ悔しいけどな。
華乃と関わってから俺、女の感覚狂ってきてっかも。
「…どうしても信じてもらえませんか?」
「どうしてもってわけじゃない」
「じゃあどうすれば…」
「脱げよ」
「えっ──」
「今すぐここで全部脱げ。そしたら信用してやるよ」
「こ、神田さん!それはあんまりじゃ…!」
「できないならいいって。俺、仕事戻るわ」