離婚前提策略婚。【改訂版】
(え、専務本気なの?なんか怖いイメージだったけど、そうでもないのかな?専務の会社ってすごく大きいところだったはず。本当に就職できるなら是が非でもしたい…。孝志のこと、言っても大丈夫だよね?)
「橋本さんならたまに連絡をとっていますが…」
「では橋本を通して連絡をさせてもらう。我が社には君のような華がある子があまりいなくてね。始めは契約社員としてだが仕事次第で正社員にしよう。君の隣にいるのが人事部長だ。落合くん、聞いていたか?」
「ええ、それとなく。…確かに男性受けが良さそうだ。あの男もこの子にかかれば…」
(え?なに?)
「落合部長、頼んだぞ」
「はい。ちょうど経理課に一人入れたかったので、経理課にでも」
「あっ、経理なら少々の知識はありますよ!前職でもしていたので…」
「君はお茶くみや雑用だけでいい。他にも個別にやってもらいたいことがある」
「個別?」
(って、なんだろう…)
「橋本さんならたまに連絡をとっていますが…」
「では橋本を通して連絡をさせてもらう。我が社には君のような華がある子があまりいなくてね。始めは契約社員としてだが仕事次第で正社員にしよう。君の隣にいるのが人事部長だ。落合くん、聞いていたか?」
「ええ、それとなく。…確かに男性受けが良さそうだ。あの男もこの子にかかれば…」
(え?なに?)
「落合部長、頼んだぞ」
「はい。ちょうど経理課に一人入れたかったので、経理課にでも」
「あっ、経理なら少々の知識はありますよ!前職でもしていたので…」
「君はお茶くみや雑用だけでいい。他にも個別にやってもらいたいことがある」
「個別?」
(って、なんだろう…)