離婚前提策略婚。【改訂版】
「でもかなりはまってたじゃん!よくやめれたね!」
「そうそう。ああいうだめ男はズルズル引きずるんだよね」
「なんかきっかけとかあったの?新しく恋の相手が見つかったとか♪」
う…。龍成の話は何が何でもしたくないから、話題変えなきゃ。
「ないない!ほら、皆お酒進んでないよ!せっかく久しぶりに集まったんだから飲も!」
グラスのお酒を一気に流し込むわたし。…う。ちょっときついかも。
「あ、話変えたな!」
「なんか怪しいな~」
「ていうかこの中で一番弱いくせに何言ってんのよ」
「いいじゃん!今日は華乃が主役なんだしいっぱい飲ませよ!介抱係こんだけいるんだからなんとかなるなる!」
「飲め飲め華乃華乃~!」
皆と会うのが久しぶりだったのと、飲み自体ずっと行っていなかったせいか、わたしはいつもより早いペースで飲んでいた。
もちろん楽しかったっていうのが一番。
こんなに楽しく過ごせたのは離婚してから初めてだった。
この飲みの間は少しだけ、龍成を忘れていられた。
絶好のタイミングでの友達との再会は、友達の存在のありがたさを充分すぎるほど実感させられるものとなった。
「そうそう。ああいうだめ男はズルズル引きずるんだよね」
「なんかきっかけとかあったの?新しく恋の相手が見つかったとか♪」
う…。龍成の話は何が何でもしたくないから、話題変えなきゃ。
「ないない!ほら、皆お酒進んでないよ!せっかく久しぶりに集まったんだから飲も!」
グラスのお酒を一気に流し込むわたし。…う。ちょっときついかも。
「あ、話変えたな!」
「なんか怪しいな~」
「ていうかこの中で一番弱いくせに何言ってんのよ」
「いいじゃん!今日は華乃が主役なんだしいっぱい飲ませよ!介抱係こんだけいるんだからなんとかなるなる!」
「飲め飲め華乃華乃~!」
皆と会うのが久しぶりだったのと、飲み自体ずっと行っていなかったせいか、わたしはいつもより早いペースで飲んでいた。
もちろん楽しかったっていうのが一番。
こんなに楽しく過ごせたのは離婚してから初めてだった。
この飲みの間は少しだけ、龍成を忘れていられた。
絶好のタイミングでの友達との再会は、友達の存在のありがたさを充分すぎるほど実感させられるものとなった。