【完】月明かりの下、君に溺れ恋に落ちた。
自分が素直すぎて気持ち悪い
自覚を持ちながら、強く手を握り返してみたり
ブンブンと振り回してみたり、やりたい放題の私。
そんなくだらない事をしながら
数分してスーパーに着いた。
「買うもの決まってるのか?」
「ぜーんぜん!
零さんなにか食べたい物ありますか?」
「お前の料理ならなんでもいいが」
はぅ...!!
キュン...じゃなくてギュンときた!
今胸に矢を放たれたような気がする...
しかも何も言わずカゴを持ってくれるとこも
またキュンときた!!
「はぁ...零さんって何回私のツボをつけば気が済むんですか?」
「なんだ?マッサージしてほしいのか?」
「違いますよ!もうなんでもありません!!」