テディベアの夢

無事お母さんはお父さんと
別れることができた

毎日が少し明るくなったようで
私は嬉しかった
数日が経ちお母さんは夜出掛けることが
多くなった
私はお母さんが自由に楽しんでるなら
それでよかった

ある日、お母さんが男を連れてきた

「夢鳥。お母さんが、今お付き合いしてる人なの。」

私は特に驚かなかった
少し感づいてたからだ

「こんばんは。夢鳥ちゃん。
 僕は星野 光って言います。これから、よ            ろしくね!」

優しそうで、おっとりした人だ
私は少し安心した

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