テディベアの夢

ある日私は日直で遅くなってしまった
いつも通る公園の前を通ったら

夢「ゆーとりっ!」

大きな声で私を呼びながら
両手を広げていた

私は走って駆け寄り
胸に飛び込んだ

夢の体温に包まれて
幸せな気持ちが溢れた
抱き心地が昔持っていたテディベアの様で
懐かしい心地がする

私「まっててくれたの?」

夢「当たり前だよ?」

まったく。
夢はやっぱり優しい
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