テディベアの夢
7.夢の異変
ある夜
物音で起きた
隣の部屋から物音がする…
夢の部屋だ…
私はそっと部屋をでて
隣の部屋のドアに手をかけた
気づかれないようにそっと開けて
中を覗いた
私は声を上げそうになった
中には牙を尖らせ
血の付いた手を舐めている夢がいた
八重歯なんて物じゃない
あんな物に噛まれたら死んでしまうだろう
私は急いでドアを締めた
一体何をしていたのだろうか…
夢は何者なのか…