テディベアの夢
8.決心

私は夜中包丁を握りしめていた
手の震えが止まらない
冷や汗が全身から流れ出す

夢との日々を思い出すと
涙が溢れた
抱きしめられたあの日
キスしたあの日
笑いあったあの日
全て幸せだった
夢のような日々だった

「夢との夢のような日々…か笑」

私は無理矢理笑ってみた
< 35 / 44 >

この作品をシェア

pagetop