その唇で甘いキスをして…
次の日、アタシはハルさんに言った。

「少し旅行に行きたい。」

「何で?」

「ジョウも連れてく。」

「学校があるだろ?」

「もう休みだよ。」

だけどジョウは最近始めたサッカーの練習があると言った。

「じゃあ一人で行ってくれば?」

ハルさんは冷たくそう言った。

「そうする。」

アタシは沖縄の別荘に行くことを決めて
夜、ハルさんにそれを伝えた。

「店は大丈夫なのか?」

「うん。みんなが協力してくれるから。」

「そうか。何日くらいで帰ってくる?」

「1週間で戻る。」

「ん、わかった。」

その夜、ハルさんがアタシにキスしてきた。

「1週間逢えなくて淋しいよ。」

ハルさんが私の耳元でそう囁いた。

「ハルさん…

アタシが欲しい?

それともsexがしたいの?」

ハルさんは

「決まってるだろ?
お前が欲しいんだよ。

1週間逢えないからな。」

と言った。

「何で旅行に行きたくなった?」

ハルさんがアタシのカラダに触れながら聞いた。

「一人で考えたい事が…。」

「考えるって何を?」

ハルさんの指がアタシのカラダを刺激して
アタシは答えられなくなった。

「ジュン…浮気するなよ。」

その言葉で一気に冷めてく。

アタシはハルさんのカラダから離れた。



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