その唇で甘いキスをして…
「オレにどうして欲しい?」
カオルは哀しそうな顔で怒ってる。
「ここには来ないで。
ハルさんのマンションだから。」
「お前はオレと暮らすんだろ?」
「よく考えたらカオルの事務所もハルさんが買ったんだよね。」
「何が言いたいんだよ?」
「アタシたちハルさんになにから何までお世話になってるのに…
非道すぎるよね?」
カオルのプライドを傷つけてしまった。
「あの夜、ジュンを捨てたのはハルキさんだ。」
「カオル…あの夜の事だけど…
ハルさんにホントの事は言わないで。」
アタシはカオルを更に傷つけた。
「どういう意味?」
「ハルさんを傷つけたくない。」
「お前は自分がハルキさんに戻りたいだけだろ?」
「戻りたいけど…もう無理でしょ。
カオルと寝たのをずっと後悔してる。
なんでカオルの身体があの時…
カオルの身体がダメだったらこうはならなかった。
」
「入れても入れなくても同じだろ?
お前はたとえオレと出来なくても
それ以上にあの時オレと愛しあってたろ?」
そうだ…それは間違いじゃない…
本当はそんなこと全然重要じゃない。
アタシはあの時…心でもカラダでもハルさんを裏切ってカオルに傾いた。
カオルが優しくて…大切で…カオルしか居ないと思って…離れたくなかったんだから。
それでもハルさんはきっとその最後の一線にこだわると思った。
カオルは哀しそうな顔で怒ってる。
「ここには来ないで。
ハルさんのマンションだから。」
「お前はオレと暮らすんだろ?」
「よく考えたらカオルの事務所もハルさんが買ったんだよね。」
「何が言いたいんだよ?」
「アタシたちハルさんになにから何までお世話になってるのに…
非道すぎるよね?」
カオルのプライドを傷つけてしまった。
「あの夜、ジュンを捨てたのはハルキさんだ。」
「カオル…あの夜の事だけど…
ハルさんにホントの事は言わないで。」
アタシはカオルを更に傷つけた。
「どういう意味?」
「ハルさんを傷つけたくない。」
「お前は自分がハルキさんに戻りたいだけだろ?」
「戻りたいけど…もう無理でしょ。
カオルと寝たのをずっと後悔してる。
なんでカオルの身体があの時…
カオルの身体がダメだったらこうはならなかった。
」
「入れても入れなくても同じだろ?
お前はたとえオレと出来なくても
それ以上にあの時オレと愛しあってたろ?」
そうだ…それは間違いじゃない…
本当はそんなこと全然重要じゃない。
アタシはあの時…心でもカラダでもハルさんを裏切ってカオルに傾いた。
カオルが優しくて…大切で…カオルしか居ないと思って…離れたくなかったんだから。
それでもハルさんはきっとその最後の一線にこだわると思った。