僕は桜の木
季節はずれの雪が舞う3月のある日、僕と君が出会った日。

君は急に僕の前に現れて、古ぼけたカメラのレンズを僕に向けた。

そして、何度も何度もシャッターをきってたね。

君の頬は、春の僕とおんなじピンク色をしていたよ。
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