キミといた日々 。
ふいに目を開けると、そこには…
会いたくて、でも会いたくなくて。
けど、大好きで仕方ない人の姿があった。
「…かず………ま……なんで、」
『探した。見つけるのに時間かかったけど…見つけた、』
「…さ、がしたの?」
『探した。必死で探した、』
「…どう、して。」
『どうしてって、そ…』
「ほっといてよ!!」
和真の言葉を、わたしの声が遮った。
『…小春?』
「もう関係ないでしょ。彼氏でもなんでもないのに、」
乱暴に言い放つと…静寂に包まれる病室。