キミといた日々 。




『…よかったぁー』


ホッとしたのか、
目の下のえくぼが顔を出して、ニコニコ笑う
わたしの大好きな笑顔が、目の前にあった。



その笑顔は、だんだん近づいてきて…

そっと唇を重ねあった。



離れると、

『しょっぱ 笑 …うそうそ 笑 』

ケラケラ笑い、頭をわしゃわしゃしてきた。


和真の左手がわたしの右手を握りしめ、反対の手で涙をぬぐうと


『病室戻ろっか、』


「うん、」
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