キミといた日々 。
プロポーズ
病室に戻り、ベッドの背を上げて座った状態になると
『なあ、手術だけどさ…どー考えてる?』
「…分からない。
死ぬの、怖いけど…手術も、怖い…。」
すると、和真が隣に腰掛けてきて、少し震える手を握られ…
『俺が傍についてるから、手術しない?』
「…」
『[手術したら助かるかも知しれない。]
って主治医の先生言ってるんでしょ?
だったらさ…
ちょっとでも可能性がある方にいってみない?
俺、小春ともっとずっと一緒に居りたい…しさ…
小春と…けっ…』
そこまで言うと、
はぁっと息を吐き、すぅっと息を吸い込むと。
『小春が手術受けて、元気になったら…
俺と結婚して欲しい。』
また真剣な表情になったと思うと、プロポーズされた。