残虐姫
数分後

「終わったー!」

『お疲れ様』

片ずけが終わった後みんながソファでくつろいでいる

「あっねぇ!ゲームしよ!」

ゲーム?
いきなりどうしたのかしら?

「いいよぉ〜!私次は勝つからねぇ!」

『何のゲーム?』

「ズバリ!」

「ぶよぶよだよぉ!」



やったことないわ。まぁ成り行きでできるでしょう

「あぁ〜姫ちゃんそんなにオジャマッブよ送ってこないでぇ〜!」

「姫何でそんなに強いのよ!」

『えっと四つ並べればいいという簡単なルールなら私にでもできると思うけど』

「負けたー!」

「負けたよぉ〜」


残るは爽他ね
さっきのお返しをしてあげるわ


数分後

負けてしまった

悔しいわ

「俺の勝ちだね」

『初心者相手に大人気ないわね』

「ひとつ上なだけだから大人ではないから」

私の愚痴に爽やかに返してくる爽他
それはそれでイラつくわね


『爽他の秘密を知っているのよ私は』

「何のことかな?」

ふふっこれは前に花蓮から教えてもらった話
ありがとう花蓮

『爽他には好きな人がいるのでしょう?』

「いるよ」

『知らないふりをしてもって何故そんなにもあっさりなの?』

普通は美幸みたいに顔を真っ赤にさせるのではないの?

「みゆきの場合は特例じゃない?」

ハッそうだったわ

「納得しないで姫!爽他さんも何ですか!?私が特例って!」


『幼馴染として言うわ。貴方は特例よ」

「俺もそう思うよ」

そう言ったら美幸の顔から

ガーン

という音が聞こえた

「みんなぁ〜喧嘩しないでぇ〜!あっ!そうだぁ〜じょしかいしよぉ!うん!それがいいよぉ〜」

?女子会かぁ初めてね

『いいわよ』

「それいいね!」

楽しみね

「それじゃあ要たちは男子会ねぇ!」

男子会…

ふふっ想像しただけでも笑えるわ

「、、、あぁ」






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