残虐姫

姫目線

んー

あら？今日の空の色は緑なのね

ん？よく見たら植物？

ここは

あっ昨日私カレンの部屋で女子会してて寝ちゃったのね

二人ともまだ寝てる
ふふっ昨日のお礼に料理をふるまっちゃいましょう！

ガチャ

まだ誰もいないわね

今日の朝食は味噌汁に魚に〜あとは〜漬物でいきましょ！
腕がなるわ〜！


トントントン

リズミカルな音がなる

あっそうだわ！魚に蜂蜜をつけましょう！
あっ味噌汁の具はどうしましょそうだわ！プチトマトにしましょう！

漬物には〜そうね〜レモンの汁をかけましょ


ガチャ

「おはよーって姫！？」

『美幸おはよう。朝ごはんできたわ座ってちょうだい』

そう言うと美幸がサーっと顔を青くした
冷房効き過ぎたのね。
そうだわ！お味噌汁暖かいしそれで元気になるわ！


席に座っている美幸の前に朝食を置いた

「いただきます泣」

『どうぞ』

美幸が味噌汁を飲んだ

バタッ

「どうしてトマトが…」

『トマトにはグルタミン酸というものが入っていてね。イノシン酸ととても合うのよ！だから入れたわ！さっ！席に座って魚を食べて見て』

椅子から落ちている美幸を起こし席に座らせる

パクッ

「きゃーー！」

美味しいのね〜嬉しいわ

「なんで甘いの泣」

『それは蜂蜜ね蜂蜜にはproteaseが含まれていてねお肉を柔らかくしてくれるの！因みに玉ねぎも含まれているのよ』

「知識が変な方向にいっちゃってるよー泣」

『さっ！次は漬物よ！』

パクッ

「うっレモンの味」

『正解！レモンは朝に食べると気持ちがすっきりしたことがあったから絞ってみたわ！』

あら？美幸ったら寝ちゃったわ
まぁ昨日夜更かししたからね

ふふっみんな早く起きないかしら？





それからみんなが起きてきてみんな寝ちゃったの

だから優たちにおすそ分けをしに行ったらみんなが寝ちゃったわ



夜更かしはやっぱりダメね

まぁいい事をした後には気分がいいわね〜


そう思いながら料理番組を見た