残虐姫
それからみんなが起きてきて

みんなでトランプをしていたら

「ねぇねぇ〜みんなで海いかなぁ〜い?」

海?海なんて久しぶりね

「いいねー!いつ行くー?」

「明日はみんなオッケーか⁉︎」
昴が楽しそうにみんなに聞いた
明日は大丈夫だけど

『ごめんなさい。私はやめておくわ』

「エェー!どうしてー!」

「海嫌いなのかなぁ〜泣」

えっ泣いちゃったわ

『違うのよ。明日もみんな家にいなくてね今日とかはママ達がアンジュを連れて行ったのだけど明日はどうしても無理みたいなの』


アンジュを一人にするぐらいなら私はどんな大切なことでもほっといて一緒にいるわ!

「だったらアンジュも連れてきたら?」

爽他が本を読みながらこちらを見た

『いいの?』

「、、、」

要はコクンッと頷いた
眠そうねあれだけ寝たのに

「やったー!あっ!2人に話があるんだ〜!姫!花蓮ちょっとこっちに〜!」

?美幸ったらどうしたのかしら

不思議に思いながら花蓮と美幸の後を追い隣の部屋に入った

「どうしたのぉ〜?」

「ジッ実はね!私!夏樹さんに告白しようと思っているの!」

美幸はまるで茹でタコのように顔を真っ赤にさせてそう言った

あら青春ね

『いつ?』

「海の時の夕方で告白しようと思うの」

ロマンチックね。素敵

「美幸ちゃん応援するよぉ〜」

『わたしも応援するわ』

「本当に!?ありがとう!そこでお願いがあるの」

お願い?

「私を夏樹さんと二人きりにさせて欲しいのだから…」

なるほど

『いいわよ。任せなさい』

「うん!私達に任せてぇ〜!」


こうして私達の美幸をくっつけちゃいましょう大作戦の海編の物語が幕を上げた



楽しい夏休みになりそうね

あっ!アンジュの水着も買わないといけないわね


可愛いの買いましょ!


ふふっ楽しみだわ
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