残虐姫

「私の小さい頃の写真だぁ〜」

そう！まるで天使が写り込んだみたいに可愛い写真。もちろん手放すのは惜しかったけどまぁこの際別にいいわ

「姫まだ持ってるでしょ」

『なんのことかしら？』

確かにまだまだ譲ってもらったけど
あれはお気に入りだったのよ


「まぁとりあえず入ろっか」

爽他は本を閉じてこっちを見た

もしかしてずっと読んでたのかしら？こっちの苦労も知らないで

「ん？」

この爽やか人間め！

「ひめちゃんはいろぉー」

『えぇそうねそれじゃあまた後で』

サッと女湯と書かれた場所を潜り抜いて着替える

「うっ姫ちゃん泣」

？なぜなくの

『どうしたの？日焼けしみる？』

「違うのぉ〜何でそんなにも胸があるのぉ〜！泣」

えっ

「わかるよ！花蓮！私達は貧乳でも心は巨乳よ！」

意味がわからないわ。これは世に言う

意味不明ね


「美幸ちゃ〜ん私達は仲間だよねぇ〜！」

私は仲間に入れてもらえないのね…

『早く入らないと風邪ひくわよ』

「あっ！そうだね！それじゃあレッツゴー！」

「ゴー！」

ガラガラ

「誰もいないよ！やった〜！」

まぁそれはそうでしょうね。何せ要が貸切にしたんですもの

頭と体を洗いっこして湯船に入る

チャプン

「いい湯ですなー」

「美幸ちゃんオヤジくさいよぉ〜」

「えっ‼︎」

『ふふっそうね』

「何だとって！その胸を近づけるなー！」

えっ

「どうしたら胸を大きく出来るのかなぁ〜」

知らないわよそんなの