残虐姫
『樹里じゃない』

「ヤッホー!奇遇だね〜!っーか!姫も旅行?私はー鬼っていうやつ!見に来たんだー!姫もどう?あっ!この間はパパが契約ありがとうだってー!あっそれよりも〜」

話し出すと長いのよね樹里は

『樹里待って鬼というやつ私も見に行きたいわ。後契約はこちらもありがとう。後旅行ってほどでもないわ。さっ!早く鬼という奴の倉庫に行きましょう』


「オッケー!じゃあバイクに乗ってくれたまえ〜!あっもしかして乗れないとか?だったら抱っこしてあげる!ほら高いたかーい!おっ姫軽いねー!」


高い高いされた私は何故かバイクに乗せてもらえない

『樹里バイクに下ろして』

「あっごめん!ごめん!はい!乗せた!私の腰に捕まっててね!」

『えぇ』

腰に捕まるとすぐにスピードを上げて走り出した

んー気持ちいわ


それにしても樹里ってお嬢様には見えないわね


かなりの大企業なのに

「着いたよー止めるねー!トリップでもかけてみるー?」

『普通に止めなさい』

「オッケー!」

キキーー

そこではBlackが戦っていた

床には気絶している子とかがいた

どうして…

「姫見てパイプとか持ってるよ!マジやばいね!」

本当に卑怯なのね

そう思った瞬間


「おい!こいつがどうなってもいいのか?総長さん?こっちに来るんじゃねぇ!」

「離せ」

ブルっ

凄い殺気ね

流石Blackね

「要ぇ〜泣」

「嫌だね!これが見えないのか?」

そこにはナイフが持たれていて花蓮の首に近づけた

「これは脅しではない!」

そして花蓮の首に少しナイフが入った

花蓮から赤い液体が首から流れ落ちた


ヒュッ


???ちゃん!


やめて、やめて!


もうダメ…



こうして私は意識を失った














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