残虐姫
ブルっ


寒いまるで真冬のように寒い

声のする方を見ると


えっ姫ちゃん?


本当に姫ちゃんなの?いつもの姫ちゃんとは別人だった。


「だっ誰だ!お前!こっちに来るな!」

そう言ってナイフを私の首に近づける


痛い…


そう思った瞬間




ドスッ


後ろにいた人は床に倒れていた


姫ちゃん強い


「姫ちゃんありがとう泣」

そうお礼を言い姫ちゃんに近づいて俯いている姫ちゃんの顔を覗き込むと


えっ


「姫ちゃん!?どこか痛いの!?怪我した?」

涙を流して俯いていた

どうしたの?

『やってられるか…』


えっ?




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