残虐姫
「んー副社長になってみたい」

シーーーン

「社長じゃなくて良いのか?」


「いや親父そこ突っ込むとこじゃねぇから」


「雅のお母さんみたいな副社長は憧れる」


でも会社立てるのって難しいよね

しかも私経済的な質問されてもハァシカイエナイシ


「うむ。面白そうじゃのぉ〜それじゃあ美幸よわしの知り合いの会社に暇があったら学びに行くと良い」


「えっ!でもそんなことしても大丈夫なの!?」


「あやつとは仲が良いからのぉ大丈夫じゃ」


「わぁーい!」

「じゃが本気なら学校はしばらく通えず遊んでる暇などない。しかも成績も取らなくてはならん」


ガーーーーン


ですよね…


私がそうがっかりしていると

ポフッ

あったかいのが頭に当たった

そのあったかいのは

兄の手だった

「手ってなんのためにあるか知ってるか?」


手?

「人が人生で最も必要としているから」

「100点満点50点だ」


なんかこれ何処かで聞いたような

「俺的の満点回答は夢を掴むために必要不可欠であり、人を助けるためにも使い。そして何より緊張をほぐすためだ!」


なんだか途中はいいこと言っていたのに最後がなんだか幼稚レベル…


「そっそうなんだぁ」

「だからさ頑張ってみろよ!」



< 253 / 343 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop