残虐姫
雅目線


庭は暑くなってきたので部屋に戻ることにした
そして廊下を歩いていると

スーー

横の襖が開いた

そしてそこには美幸だった

「あっ!雅ー!聞いて聞いて私副社長になるんだー!」


副社長?一体何がどうなってこうなったの


『一から教えて?』

「えっとね。私の将来の夢は副社長に決まりました〜!でね少しの間学校とか休みの日とか会えないの…」

将来の夢かぁ

今日は似たような話が多いいわね

『そう。それは残念ねでも…応援するわ』


「うん!ありがとう!」


「おいおい雅じゃねーか。ホーレたかいたかーい」


うわっ


美幸の後ろから兄が出てきて私を抱き上げた


なにこのデジャブ

『美幸助けなさい』

「えー!ちょっと話しなさいよー!」


美幸は兄を揺らすけど離してくれない


それにしても高いわね

「もー!そうだ!パパ〜!」

「フォフォフォ仲が良いのぉ〜」

「もー!雅を助けるの手伝ってー!」



「ムムムッお主雅か?」


『えぇそうですが』

いきなり話しかけてきたのでびっくりしてしまった






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