残虐姫
「その前に寄りたいところがあるのいいかしら?」


『私は構わないわ』

「そうそれじゃあ行きましょう」

車が走り出し懐かしい場所が見えた

この道はあの子が眠っている場所の行き道ね



『ねぇお花買わなくてもいいの?』


「わかっちゃったか。そうだな花を買いに行こうか」


『わたしが選んでもいい?』

「いいぞ」


ガチャ


車が止まり執事がドアを開けてくれる


『ありがとう』


車から降り花屋に入る


綺麗な花ね


でももう買う花は決まっているわ


『すみません百合はありますか』


「えぇありますよ」

ニコッとしながら百合を取りに行った店員さん


百合を選んだのは簡単だった


あの子には百合がよく似合う


イメージにかなり似ている


だから選んだ


「どうぞ」

『ありがとう』


「お会計は〜」



会計を済ませ車に戻る









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