残虐姫
「ママとお別れなの?」

「君は嫌なのかい?」

「嫌だよ!」

「んっ」


あっママが起きた!逃げないと!

「ママ!逃げよう!早く!」

私は焦りながらママの腕を掴み立ち上がるのを手伝おうとした

でも私は床に倒され掴んでいた腕とは逆の腕で首を絞められた


やっぱりママは私のことが嫌いなんだね


いいよ諦めてた

でもねでも私はママともっとおしゃべりしたいもっと家族らしいことしてみたい


だから


「ま 、 、 ま離して」

バーーーン


扉が開くとそこには警察の人がいたママは取り押さえられ連れて行かれた


私もといったが今はここで夏目さんといなさいと言われた


「夏目さんはどうしてママのことを言ったの?」

「見てられなかったから」

「?」

「君とあの女は姉妹だよ」

「えっ」

「たまたま聞こえてきてね君の姉が電話してるとこ。でも君への愛情が強すぎた」

私への愛情?
「そうだってそれは禁断の恋」




禁断の恋!?

「あの女は愛を示し方が下手だったんだよ。だってあの女が出て行っても君は追いかけもしなかっただろ?だからだよ」


つまりママは本当は姉で私のことが好きだから私にある意味振り向いて欲しくてコロそうとした?




なんなのよ!それ!





意味がわからない!













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