残虐姫

「むしゃくしゃする！」

「そうだな俺も最初はそう思ったよ」

それから私達は色々と話した


それから親せきがきて夏目さんは帰り色々と話し合ったけど

私を引き取るものはいなかった

はぁー私どこに行くんだろ

コンコン

？家の扉が叩かれた

親戚は誰だろうと言いながら扉を開けた

するとそこには


「夏目さん！！」


私は駆け寄りギュッて抱きしめた

お花の匂いがする


「誰が引き取ることになった？」


シーーーーーン


「いないなら僕が引き取ってもいいですか？」


えっ！

夏目さん何言ってるの？だってただのお隣さんなのに…

「いいんですか？」

「勿論です。花蓮ちゃんがいいというなら」

「行く！夏目さんと行く！」


「じゃあ今日から僕達は家族だ」



それから私は夏目さんの家に行こうと言われた


荷物は持って行かなかった。だってもう思い出したくもなかったから


「ついたよ」

手を引かれエレベーターに乗りついた


ガチャ


「ただいま礼央」


「んーお帰り〜あれ？お客さん？」


えっえ？

「夏目さんのお友達？」

「違うよ。僕の好きな人だよ」


えぇーーーー！