残虐姫
「本当に夢を叶えるためとはいえ大変だったよー」


『そうね。諦めようかなって何度思ったことか』

「私もだよぉ〜最初お客さん全然来てくれなくてねぇやっぱり隠れ家喫茶店はやめといたほうがいいのかと思っちゃったぁ〜」


「私も最初新人だからって言ってメイド長に何度怒られたことかぁ」


「くるみなんてー!テンションダウンダウン何度したことか…」


今は女子同士で話し合い
男子は男子で話し合っている最中でみんなの話しを聞いていてもみんな苦労したよぉ

と声を上げている


確かに最初は夢を持って頑張っていれば大丈夫ねと思っていたけど…

でも実際は夢を持つことすら諦めようと思ったことがあった


「でもさー!夢叶った時諦めなくてよかったなぁって思うよね」

『そうね。苦労した甲斐があったわ』

「ふふっ雅おばさんくさーい!」

『失礼ね!私はまだ20代よっ!くるみと同い年よ!』



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