残虐姫
「えー雅はおばさんくさいよ〜テンションアップアップ!」

『おばさんなんて言われたこと一度もないわよっ!』


「嘘だっ!」

『美幸?』


いきなり涙目になりながら私の発言を否定した

「私この前公園にいた男の子におばさんって言われた泣」

いつの間にそんなことが

『おっ落ち込まないの大丈夫美幸は美しいわ』

「美幸ちゃんは可愛いよぉ〜〜!」

「ほっ本当に!?」

『えっえぇ!勿論よ!』

必死でホォローする私達

するとどんどん美幸が元気になっていった

「そうだよね!私まだ二十代だものっ!」

よかった元気になったわ


トントン



サッと後ろを向くと爽他がいた

『どうかしたの?』

「トランプみんなでやらないか?」

『まぁ!たのしそうねっ!』



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