残虐姫
それから私達はトランプをしたり

これからのゆめをかたりあった

昔みたいに

それから一人一人が眠りにつき

私と爽他だけが起きていた

『爽他はアメリカで困ったことはなかったの?』

何か話さないとそう思いとっさに思いついたことを爽他に言った

私ったら何を緊張しているのかしらっ

「んーたまにホームシックになることがあったね」

苦笑いしながら答えてくれた爽他

爽他もホームシックになるのね

『以外だわ。だって誰にも連絡くれなかったし…』

「ははっ声を聞いたら余計に寂しくなると思ってね」

『私は爽他と何年も話せなくて寂しかったわ』


「本当に?」

『えっ?』









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