残虐姫
お姉ちゃんと遊んでもらったこと


お姉ちゃんにお願いを聞いてもらったこと


そして悲しかったこと

嬉しかったこと


絶対に忘れない



忘れたりしない


私はお姉ちゃんとの思い出忘れたりなんかしない

「次の人生は何かしらね?また人間かしら?犬かしら」

「私はまた双子がいいかな」

「あら?それはいいわねー。私も双子になりたいわ」

「じゃあ!双子になれるよう願っとこ!」


私達はそんなたわいもない話をしながら歩き続けた



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