JUN-AI 〜身がわりラバーズ〜
「響には幸せになってほしかったのにっ…
どうして報われない愛を選ぶのっ?」
「どうしてって…
愛って報われなくても、どうしょうもなく募るもんじゃないっ?
それは、憧子さんが一番よくわかってるはずだけど」
そう言われて、ハッとする。
確かにそうだ。
響に対してもそうだったし…
そうやって私は、一真に永遠の片想いをして来て…
それは周りがどんなに前を向かせようとしても、苦しいだけで変わらなかった。
「ん…
私はきっと、一生一真を愛してる」
「…
うん、それでも…
俺は一生憧子さんを愛してる」
瞬間、想いが弾けて。
どっ、と涙腺が崩壊を起こした。
響を苦しめたくない気持ちと、
心にくすぶってた恋愛への怖さも押し退けて…
気持ちがもう抑えられないーーー
「っっ、ごめんっ……」
「っ…
ダメって、事…?」
「そうじゃないっ…
響を、1番に愛せなくてごめんねっ…」
愛は変化する、と。
私の幸せを願ってる、と。
そんな言葉をくれたお義母さんの気持ちを、無駄にしてるわけじゃない。
ただ、それにはきっと時間が必要で…
どうして報われない愛を選ぶのっ?」
「どうしてって…
愛って報われなくても、どうしょうもなく募るもんじゃないっ?
それは、憧子さんが一番よくわかってるはずだけど」
そう言われて、ハッとする。
確かにそうだ。
響に対してもそうだったし…
そうやって私は、一真に永遠の片想いをして来て…
それは周りがどんなに前を向かせようとしても、苦しいだけで変わらなかった。
「ん…
私はきっと、一生一真を愛してる」
「…
うん、それでも…
俺は一生憧子さんを愛してる」
瞬間、想いが弾けて。
どっ、と涙腺が崩壊を起こした。
響を苦しめたくない気持ちと、
心にくすぶってた恋愛への怖さも押し退けて…
気持ちがもう抑えられないーーー
「っっ、ごめんっ……」
「っ…
ダメって、事…?」
「そうじゃないっ…
響を、1番に愛せなくてごめんねっ…」
愛は変化する、と。
私の幸せを願ってる、と。
そんな言葉をくれたお義母さんの気持ちを、無駄にしてるわけじゃない。
ただ、それにはきっと時間が必要で…