JUN-AI 〜身がわりラバーズ〜
でもあれ以来、中途覚醒も治まってるし…

この際、ちゃんとお礼を言いたいと思った。



「ねぇ、ツイッターの事なんだけど…

ありがとう。

やっと中途覚醒が落ち着いたの。
ずっと寄り添ってくれて、本当にありがとうっ…」


「っっ…

っ、知ってたんだっ?
…え、いつからっ?」


「いつからって…

響の事で、嬉しい事があったって言った日?」


「っ…
そーいう、事かっ…

うわ、俺っ…
めちゃくちゃ恥ずかしんだけどっ。

ヤバい、変な事書いてないかな…」


「っ、ぜんぜん恥ずかしくなんかないからっ。
変な事どころか、めちゃくちゃ感動したしっ…

おかげで寂しくなかったよっ?」


「っ、ほんとにっ?

…引いてない?」

手の甲を口元に当てて照れくさそうにしてた響が、チラリとこっちを覗き込む。


「引くわけないでしょ?

響がくれた言葉たちは、私の生きる支えになってたし…


これと同じ、一生の宝物だと思ってる」

首元のネックレスをぎゅっとした。



それは、どちらか選べるものじゃなく。
どっちにも、深い深い愛が詰まってて…

生涯大切な宝物。
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