JUN-AI 〜身がわりラバーズ〜
夕陽
どんなに辛くても…
離脱症状というあの酷い副作用に苦しみながら、せっかく断薬した安定剤には頼りたくない。
でも今日は全く眠れなくて…
堪らず、眠剤をもう一錠追加しようと。
キッチンの引き出しに隠してる薬ポーチを取り出した。
だけどPTPシートから押し出そうとして、ためらう。
本当はそれから抜け出したいから。
ほんと、なにやってるんだろうっ…
響のおかげで、親達への罪悪感は少し和らいだし。
今は逃げて、自分の心を守ろうと思ってる。
だけど現状はそれを許してくれなくて…
その関わりから1日たりとも逃げられない。
とりあえず、話すだけ話してみようかとも思ったけど…
わかってもらえないのは目に見えてるし。
こうも電話を無視してしまうと、今さらなんて言えばいいのかわからない。
こんなんじゃ、たとえ帰りたくなっても帰りにくいし…
自分を守ったつもりが、どんどん追い詰められてる気がして…
茫然と立ち尽くす。
離脱症状というあの酷い副作用に苦しみながら、せっかく断薬した安定剤には頼りたくない。
でも今日は全く眠れなくて…
堪らず、眠剤をもう一錠追加しようと。
キッチンの引き出しに隠してる薬ポーチを取り出した。
だけどPTPシートから押し出そうとして、ためらう。
本当はそれから抜け出したいから。
ほんと、なにやってるんだろうっ…
響のおかげで、親達への罪悪感は少し和らいだし。
今は逃げて、自分の心を守ろうと思ってる。
だけど現状はそれを許してくれなくて…
その関わりから1日たりとも逃げられない。
とりあえず、話すだけ話してみようかとも思ったけど…
わかってもらえないのは目に見えてるし。
こうも電話を無視してしまうと、今さらなんて言えばいいのかわからない。
こんなんじゃ、たとえ帰りたくなっても帰りにくいし…
自分を守ったつもりが、どんどん追い詰められてる気がして…
茫然と立ち尽くす。