JUN-AI 〜身がわりラバーズ〜
コートから取り出した携帯には、響からの着信が残ってて…
1度きりだったそれは、私がいつも着信を無視してるのを気付いていたからだろう。
「あ~お腹空いたっ!
憧子さんも、一緒に食べよっ?」
テーブルには…
それなら食べれると思ったのか、プリンやフルーツゼリーが置かれてて。
だけどちゃんと、私の分のお弁当も。
それは、初日に食べたお弁当で…
私の好みを知らない響の、知ってる情報。
「ん…
いただきます」
響の気持ちを汲んで、頑張って食べながら…
ふと。
忙しいと昼食を食べる暇もないと、最近聞いた話を思い出す。
もしかして、そんな状態で私の事を…
「ねぇ、響…
お弁当、ありがとう。
あと…
迎えに来てくれて、ありがとう…」
そう言うと、その人は…
目を伏せて照れくさそうに、嬉しそうに笑って頷いた。
今日は、私も色々あったけど。
響も相当ハードだった1日に違いなくて…
その優しさが、胸に染み込む。
1度きりだったそれは、私がいつも着信を無視してるのを気付いていたからだろう。
「あ~お腹空いたっ!
憧子さんも、一緒に食べよっ?」
テーブルには…
それなら食べれると思ったのか、プリンやフルーツゼリーが置かれてて。
だけどちゃんと、私の分のお弁当も。
それは、初日に食べたお弁当で…
私の好みを知らない響の、知ってる情報。
「ん…
いただきます」
響の気持ちを汲んで、頑張って食べながら…
ふと。
忙しいと昼食を食べる暇もないと、最近聞いた話を思い出す。
もしかして、そんな状態で私の事を…
「ねぇ、響…
お弁当、ありがとう。
あと…
迎えに来てくれて、ありがとう…」
そう言うと、その人は…
目を伏せて照れくさそうに、嬉しそうに笑って頷いた。
今日は、私も色々あったけど。
響も相当ハードだった1日に違いなくて…
その優しさが、胸に染み込む。