JUN-AI 〜身がわりラバーズ〜
そして三が日も終わり。
響より休みが長い私は、家でひとり。
ふうっと、覚悟を決めるようにして…
親に電話をかけた。
いつかは向き合わなきゃいけない問題だし。
今月の月命日も今まで通りお参りするためには、必要な事だったから。
それでも二の足を踏んでたものの…
立ち直らなくていいと、プレッシャーが軽くなった私は…
その足も少し軽くなってた。
案の定、母さんには…
「どれだけ心配かければいいのっ」とか。
「お正月くらい帰って来なさいっ」とかって、少し泣かれて。
やり切れない気持ちになったけど…
まだ帰れない、と。
月命日のお参りが出来ないなら、もう帰らないと宣言した。
当然、懇々と説教じみた説得をされて。
"頑張れ"
"ここで逃げたらずるずると振り出しに戻ってしまう"
そんな事を言われるたびに…
息が詰まって、胸が張り裂けそうになったけど。
私には味方が…
響がいる。
ー「俺は憧子さんの味方だから」ー
シャンプーされた時に言われた言葉を思い出して…
心がバリアで包まれるように抱きしめられる。
響より休みが長い私は、家でひとり。
ふうっと、覚悟を決めるようにして…
親に電話をかけた。
いつかは向き合わなきゃいけない問題だし。
今月の月命日も今まで通りお参りするためには、必要な事だったから。
それでも二の足を踏んでたものの…
立ち直らなくていいと、プレッシャーが軽くなった私は…
その足も少し軽くなってた。
案の定、母さんには…
「どれだけ心配かければいいのっ」とか。
「お正月くらい帰って来なさいっ」とかって、少し泣かれて。
やり切れない気持ちになったけど…
まだ帰れない、と。
月命日のお参りが出来ないなら、もう帰らないと宣言した。
当然、懇々と説教じみた説得をされて。
"頑張れ"
"ここで逃げたらずるずると振り出しに戻ってしまう"
そんな事を言われるたびに…
息が詰まって、胸が張り裂けそうになったけど。
私には味方が…
響がいる。
ー「俺は憧子さんの味方だから」ー
シャンプーされた時に言われた言葉を思い出して…
心がバリアで包まれるように抱きしめられる。