ifの奇跡
「もしもし」
『もしもし、莉子?久しぶり〜』
「うん、美沙も元気?」
『相変わらず元気だよ。それでさ…莉子も東京に引っ越して来て2週間たったしそろそろ片付けとか落ち着いついた頃だと思って。久しぶりに会いたいし今週末とかどうかなぁと思って。』
「私も会いたい!家の中の片付けもほぼ終わったし、近々連絡しようと思ってたんだ。」
『じゃあさ、旦那さんにOKもらえたら教えて。』
「りょ〜かーい。じゃあ、また連絡するね。」
その晩、いつもの日課になっていた一連の会話が終わると彼に切り出した。
「あのね、出来ればなんだけど…今度の週末とかに美沙に会って来てもいいかな?今日のお昼に電話があってね、近いうちに会いたいねって話になったんだけど。」
「うん、いいよ会ってきなよ。僕も今週は飲み会が入ったし気兼ねなくゆっくりして来たら?久しぶりに会うんだし。」
「ほんと!?ありがとう、信志さんっ。」
快く承諾してくれた事が嬉しすぎて、つい興奮して大きな声になってしまった。
彼の優しい笑顔が私を見つめる…。
私の頬に手を添えて顔を近づけてきた彼に、もしかしたら…キスされる?って一瞬思ってしまったけど彼の唇は私の唇を避けるかのように頬から首筋に落ちていく。
『もしもし、莉子?久しぶり〜』
「うん、美沙も元気?」
『相変わらず元気だよ。それでさ…莉子も東京に引っ越して来て2週間たったしそろそろ片付けとか落ち着いついた頃だと思って。久しぶりに会いたいし今週末とかどうかなぁと思って。』
「私も会いたい!家の中の片付けもほぼ終わったし、近々連絡しようと思ってたんだ。」
『じゃあさ、旦那さんにOKもらえたら教えて。』
「りょ〜かーい。じゃあ、また連絡するね。」
その晩、いつもの日課になっていた一連の会話が終わると彼に切り出した。
「あのね、出来ればなんだけど…今度の週末とかに美沙に会って来てもいいかな?今日のお昼に電話があってね、近いうちに会いたいねって話になったんだけど。」
「うん、いいよ会ってきなよ。僕も今週は飲み会が入ったし気兼ねなくゆっくりして来たら?久しぶりに会うんだし。」
「ほんと!?ありがとう、信志さんっ。」
快く承諾してくれた事が嬉しすぎて、つい興奮して大きな声になってしまった。
彼の優しい笑顔が私を見つめる…。
私の頬に手を添えて顔を近づけてきた彼に、もしかしたら…キスされる?って一瞬思ってしまったけど彼の唇は私の唇を避けるかのように頬から首筋に落ちていく。