涙と笑顔~大好きな君に伝えたいこと~
「海翔っ!あっんっ」
「彩那…」

そんな快楽に溺れていた。そこで、意識は、途切れてしまった。

海翔の腕のなかで女になったことと、熱い口付け、そして、痛いくらいの快楽は、今でも覚えている。

そして、遠のく意識のなか、うっすらと今でも記憶に残っているのは、私が涙を流したことだ。

痛いのと、好きな人に抱かれる幸せが滲み出て、私の涙になったのだと思う…


私が涙を流したのは、
うれし涙だった。
大好きな海翔。
ずっと一緒にいてね。
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