好き宣言。
俺は優里のことを抱きしめたくなるのを堪えるのに必死だ。

「ん〜、おはよう」


優里は知らない。俺が優里に起こしに来て欲しいからわざと寝坊していることを。

自分でも子供じみていることは分かってる。
でも、朝から優里の顔を見ると幸せな気持ちになれるんだ。

優里が彼女だったら抱きしめられるのに。
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