ダーリンはお兄ちゃん!
1.テスト勉強
私、青野 真希は
中学3年生になりました
只今お兄ちゃんに勉強を
教えてもらってます。
それにしても・・・
「なにこれ、わかんないようううぅ」
勉強なんて大嫌い、
受験勉強なんて、したくない!
「真希、ここはな・・・こうやって・・・」
お兄ちゃんの前髪が
向かいに座った私の前髪に、触れる
顔が近い
「って、真希、聞いてんのか?」
「う、うんうんうん!!!」
あぶないあぶない、ついつい
見とれていました
お兄ちゃんかっこよすぎだよ!
「真希ならできるから、な?
ちょっとずつでもやっていこうな」
「う、う、お兄ちゃぁぁあん!!
大好きだよううううう」
「ちょ、真希!勉強しろ~」
いつまでお兄ちゃんっ子なんだ、とか
いつまで大好きとか言うんだ、とか
お兄ちゃんはぶつぶつ言ってるけど
私はずっと言うよ
お兄ちゃんのことが好きなんだもん
「おにーーちゃん、私、
高校行けるかなぁ」
「そうだなぁ、
兄ちゃんと一緒の高校に入れたら
一緒に登校しような」
「!!!!!!!!」
今なんて、なんて言ったの!
「が、がんばる、がんばる!
真希、がんばるから!」
「おう、応援してるぞ」
そう言ってお兄ちゃんは
私の頭を撫でた。
私の気持ち、分かってんのかってぐらい
ずるい。
お兄ちゃんは今日もずるい。
中学3年生になりました
只今お兄ちゃんに勉強を
教えてもらってます。
それにしても・・・
「なにこれ、わかんないようううぅ」
勉強なんて大嫌い、
受験勉強なんて、したくない!
「真希、ここはな・・・こうやって・・・」
お兄ちゃんの前髪が
向かいに座った私の前髪に、触れる
顔が近い
「って、真希、聞いてんのか?」
「う、うんうんうん!!!」
あぶないあぶない、ついつい
見とれていました
お兄ちゃんかっこよすぎだよ!
「真希ならできるから、な?
ちょっとずつでもやっていこうな」
「う、う、お兄ちゃぁぁあん!!
大好きだよううううう」
「ちょ、真希!勉強しろ~」
いつまでお兄ちゃんっ子なんだ、とか
いつまで大好きとか言うんだ、とか
お兄ちゃんはぶつぶつ言ってるけど
私はずっと言うよ
お兄ちゃんのことが好きなんだもん
「おにーーちゃん、私、
高校行けるかなぁ」
「そうだなぁ、
兄ちゃんと一緒の高校に入れたら
一緒に登校しような」
「!!!!!!!!」
今なんて、なんて言ったの!
「が、がんばる、がんばる!
真希、がんばるから!」
「おう、応援してるぞ」
そう言ってお兄ちゃんは
私の頭を撫でた。
私の気持ち、分かってんのかってぐらい
ずるい。
お兄ちゃんは今日もずるい。
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