流れ星
「綾香はどうなの〜??」

「何が??」


「彼氏だよ彼氏!!
欲しくならないの??」


「う〜ん・・・どうだろ。
欲しいのは欲しいけど、私にはバレーがあるから・・・」


「またバレーボール??綾香あ!!バレーもいいけどさ、ちょっとは彼氏つくることとかも気にしようよ。そんな可愛いのにもったいないよ??」


これが麻樹の私への口癖。


「う〜ん・・・考えとくよ。」


「もぉ!!綾香がそうやって誤魔化す時は大概何も考えないんだよ〜」


さすが、麻樹・・・


麻樹とは10年以上の付き合いだから私のことをよくしってる。



そう思いながら私たちは学校に着いた。



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